若者がタクシーに乗るのは贅沢なのか? 50代男性が抱く複雑な劣等感

たつぼー
 僕が高校生の時は自分で仕事しててお金がいっぱいあったので、高校の最寄り駅からしょっちゅうタクシーで通ってました。お金を他に使うとこ無かったし、皆が歩いたり自転車通学してるところをタクシーで追い越すのが気持ち良かったです。しょうもないやつでした笑 

「近頃の若い者は……」と言う中高年世代がこの言葉を使う時は、何らかの嫉妬が含まれていることが多い。その中には「近頃の若い者は贅沢をしおって!」というものもあるという。最近、息子を大学に送り出し、これからも2人の子供が大学受験を待っているという50代会社員・A氏から壮大なる愚痴を飲みの席で聞いたというネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、A氏の怒りをとりあえずは受けとめた。その中には、「若いくせにタクシーに乗りやがって!」という理不尽な怒りもあったという。中川氏が綴る。

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 いやぁ、参りました。A氏はこれから3人の子供を大学に送り込み、相当な学費がかかるわけで、緊縮財政なのは言葉の端々から感じられました。だから、その日はサイゼリヤでエスカルゴやポテト、フォカッチャなど安いものを食べてお父さんをさっさと自宅に戻したのですが、彼自身の年収はそこまで低くはありません。当然実際いくらかは言わないまでも、大企業の管理職なので、恐らくは800万円ぐらいはあることでしょう。

 世間水準からすれば高いものですが、同氏は東京都心のベッドタウンの駅から徒歩20分の場所に住んでおり、かつては駅からタクシーで1000円以下で帰ることもあったそうです。バスに長蛇の列ができている場合は、タクシーに乗るようにしたのです。現在は、極力バスに乗り、もしもバスが混んでいたら歩くようにしています。

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