
YouTuberという生き方を最もよく知るのは、YouTuber本人しかいない。今回、日本のYouTuber第1世代でトップYouTuberの世界を知る人物として、マックスむらい氏が「自身の経験範囲内でよければ」という前提でインタビューに応じた。
ネット上では有名な話だが、マックスむらい氏も2016年2月、自身が創業したAppBank社の元役員が起こした横領事件に関連して、「風評被害」から炎上騒ぎになったことがある。事件の後マックスむらいチャンネルには低評価が殺到し、チャンネル登録者数は激減した(2017年2月、同元役員は詐欺罪での実刑判決が確定している)。
取材に対してマックスむらい氏は「2016年度、人生で初めて会社が赤字を計上した。正直ショックでした」と言い、炎上事件の影響は自分のコントロールできる範囲を超えている、と率直に語った。
「(炎上は)何をしても止められません。正直、休止する、以外にやれることはない。私の場合はいろいろな理由で続けていましたが、罵倒の声は止まらず、周りからは人もサーッと離れていく。自分では、本当にどうしようもなかった」
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職業としてのYouTuberを語る上で必ずクローズアップされるのが、その年収だ。トップYouTuberの一般的な収入の内訳は、一体どうなっているのか。