
RIZAP(ライザップ)グループは8月7日、パーソナルトレーニング事業「RIZAP」で蓄積した健康維持に関するノウハウを生かし、日本人の健康課題の解決に向けた新事業を展開すると発表した。生活習慣病対策や寿命の延伸に効果的な臨床試験やトレーニング事業を行っていくという。
具体的には今後、大学・医療機関との共同研究や、トレーナー1人と複数の受講者で行う法人・自治体向けプログラムの展開に注力する予定。両施策によって認知度を高め、顧客数をさらに拡大し、2020年度までに累計1000万人へのサービス提供を目指すとしている。
東大医学部と提携、胃がん患者をサポート
まず第1弾として、東京大学医学部と共同で、手術を控えた65~80歳の胃がん患者の健康維持に向けた臨床試験を9月1日から開始する予定。