
ドワンゴは9月22日、任天堂と著作物利用に関する包括許諾契約を締結し、動画配信サービス「ニコニコ生放送(ニコ生)」で任天堂指定のゲームタイトルを利用した創作・配信活動が公認されたと発表した。
ニコ生では、ユーザーがゲームをプレイする様子の実況配信が人気を集めている。任天堂が制作したタイトルが題材となるケースも多いが、こうした著作物の二次利用は「実は著作権法ではグレーゾーン」(広報担当者)だったという。
ドワンゴは従来、悪質なユーザーのみ配信停止などの措置を取り、その他のユーザーは黙認するなど個別対応を行ってきた。今回の契約締結によって、ユーザーは内容を問わずゲーム動画の生配信が可能になる。