
コンビニエンスストア国内最大手のセブン―イレブン・ジャパンが、2018年に沖縄へ進出し、県内全域で300店規模の店舗体制を目指していることが分かった。進出の早い段階で、一定のシェアを獲得し、物流の効率化やブランド浸透を図る。沖縄ファミリーマート、ローソン沖縄が併せて460店(2月現在)を運営する中、一気に店舗数が増大することになり、県内業界の競争の激化が予想される。
2018年の沖縄進出を目指すセブン-イレブン
セブンは全国の各地域で、シェア35%を目標にしており、県内では300店舗が必要になる。
特定の地域で短期間に集中出店し、効率配送や認知度向上を狙う「ドミナント戦略」で全国でもシェアを拡大してきた。300店舗の展開も短期集中になるとみられる。短期間で先行2社を捉え、県内でのコンビニ経営を有利に進める狙いだ。