
一言で「金利」と言いますが、金利には「預金金利」「政策金利(短期金利)」「長期金利」など、さまざまあります。そもそも「金利」とは、いったい何なのでしょうか?
「金利」は簡単に言ってしまえば、「お金を貸し借りする時に払う値段(価格)」です。お金にも価格があり、需要によってその価格が変動する。借りたい人が多ければ価格(金利)は上昇する。借りたい人が少なければ価格(金利)が下落する。金利をお金の値段(価格)と考えればわかりやすいですね。
では、金利はいったいどのように決まるのでしょうか? モノの値段は「需給関係」で決まります。これは「お金の貸し借り」も同じことで、前述したように、借りたい人が多いほどお金の価値はあがります。つまり、金利が上昇します。