
JR全線の普通列車、快速列車の自由席などが乗り放題になる格安切符といえば、もちろん『青春18きっぷ』だ。販売価格は5回分で1万1850円、つまり1回分は2370円なのだが、なんでも2017年春のダイヤ改正によって、1日で東京駅から福岡県の小倉駅まで行けるようになったらしい。
というわけで今回は、実際に筆者が東京駅始発の列車に乗って、本当に1日で小倉駅まで行けるのか確かめてみることにした。ずっと憧れていた青春18きっぷの旅をかなりハードに味わってきたので、さっそくご覧いただきたい。
・青洲18きっぷ1回分のルール
まずは、青春18きっぷのルールを簡単に説明しよう。1回分は原則乗車日内であれば、1日に何度でも乗降や途中下車が可能で、日付をまたいで運転する列車については、0時を過ぎて最初に停車する駅までは有効だ。